スペイン日本語教師会(APJE)では、子供と日本語に関する調査を行っております。

研究目的および調査対象

本調査は現在スペイン在住で、保護者に⽇本語⺟語話者が含まれるご家庭を対象としております。

アンケートはこちらから


<詳細情報>

(※なるべく多くの方のお声をお聞きしたいので、スペイン在住の日本にルーツのある方々に自由に拡散していただければ幸いです)

ここ数年、日本にルーツを持つ子供達の日本語の習得に対する関心が非常に高まっております。

スペイン日本語教師会(APJE)は、設立当初より外国語としての日本語を教える教師にフォーカスを当てた様々な活動をして参りましたが、ここ数年スペインでも継承語に関する注目も集まってきていることから、日本語を継承語、つまり「親から受け継いだ言葉」(Nakajima, 2003)としている学習者も視野に入れた教師会としての活動を少しずつでも行っていきたいと考えました。

ところが、現時点ではスペインにおける日本語の継承の実態は把握されておらず、日本語にルーツのあるお子さんをお持ちのご家庭では、ご自分の居住地や他の地域でどのような機関やグループがあるのかといった情報も得られない状況です。
そこでAPJEでは2022年の総会で有志を募り、日本語の継承に関して今後どのような活動ができるかを知るための第一段階として、スペインでの日本語継承の実態調査をする運びとなりました。つきましては、是非、本調査への皆様のご協力を賜りたく存じます。調査は10問の選択式の質問からなるアンケート形式(Googleフォームを使用致します)で、完全に匿名で実施されます。5分ほどでお答えいただけます。また、本調査はスペイン全体の実態を知ることを目的としておりますので、皆様から頂いたデータを個別に扱うのではなく、集計結果のみを資料として公開いたします。

現在まさにお子さんの日本語教育の真っ只中、という方々だけでなく、すでにお子さんが成人なさった経験者の方々や、ご自身が継承日本語児だという方々、またこれからお子さんに日本語を伝えていきたいと思う方々、日本語を伝えない方針の方々、伝えられなかった方々など、様々な事情があるかと思いますが、幅広くスペイン在住の日本にルーツを持つ家庭における言語使用状況を知ることにより、スペインでのニーズに合った活動をできるのではないかと考えております。何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

何かご不明な点がございましたら、supeinkeishogo@gmail.comまでご遠慮なくお問い合わせください。