オンライン講演会シリーズ「Instrumentos japoneses. Al ritmo de la tradición」、最終回となる第4回目の講演では津軽三味線奏者の浅野祥氏をお招きし、生演奏を交えながら、色々な津軽三味線についてのお話を伺います。

ペルシャからシルクロードを渡って日本に伝わった三味線。日本各地に残る多様な三味線音楽の中でも最も新しいのが津軽三味線です。元々は青森でその日暮しをしていた芸人達が日銭を稼ぐために弾いた楽器。生きるために弾いた楽器なのです。スペインのフラメンコのように、この音楽には人々の魂の叫びが込められています。
津軽三味線が育まれてきた歴史的背景、独特な奏法、演奏会での楽しみ方など、隅から隅まで津軽三味線を知っていただける、そんな時間になったら嬉しいです。(浅野祥)

オンライン講演会詳細:
開催日: 2022年10月20日(木)
時刻:15:00 CEST (UTC +2) / 22:00 JST (UTC +9)  それ以外の国地域の時刻は こちらでご確認ください。
講演時間: 講演及びデモンストレーション 約75分+質疑応答 (最長トータル2時間)
言語: 日本語(スペイン語遂次通訳付き) 
会場: オンライン(Zoomを使用)
参加無料。参加には事前申し込みが必要です。以下のリンクよりご登録ください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Zopxdy2DQre_y48g3VSgrg

講師: 浅野祥
16歳で津軽三味線全国大会殿堂入り。17歳でビクターよりメジャーデビュー。コンセルトヘボウなどでの公演をはじめ、世界各国でコンサートツアーを行う。ウィル・リー、マーカス・ギルモア、リチャード・ストルツマンらとアルバム制作を行うなど海外に向けても三味線音楽を積極的に発信する。本来の民謡、古典芸能の追及はもちろん、幅広い世代に三味線の魅力を伝えるべく、津軽三味線の可能性を追い求める孤高の津軽三味線奏者。