日本には30,000ヵ所を超える城や砦があり、日本人の間でもとても人気があります。本講演では、奈良大学の千田嘉博教授をお招きし、日本の歴史と文化を象徴するサムライの城はどのようにできたのか、写真や図面を使って説明します。そして世界遺産の姫路城や二条城を事例に、守りの工夫と城の暮らしを読み解きます。また、日本には、本州などの武士の城、北海道を中心としたアイヌの人びとがつくった城:チャシ、沖縄・南西諸島の人びとがつくった城:グスクの、3種類の城が同時にあったというお話もいただきます。

講演当日は、千田教授にオンラインでライブ参加いただき、講演後に参加者の皆さんからの質問にお答えいただく予定です。

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講演会情報

開催日: 2021年5月9日(日)
開催時刻: 16:00 CEST (UTC +2) スペイン国外の時間はこちらのページよりお調べいただけます。
所要時間: 講演約60分+質疑応答
会場: オンライン
使用言語:日本語(スペイン語字幕または逐次通訳がつきます。)
参加無料。要事前申し込み。
参加申込ウェブページ:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_dqa2B3HWR8KWmH3Uc6TgEA
※参加を希望される方は上記リンクより、ご登録ください。定員になり次第、登録を締め切らせていただきます。

講師紹介:
千田嘉博
1963年生まれ。大阪大学博士(文学)、奈良大学 教授。 日本各地の城跡の調査と整備に関わっている。